かつてシャルル6世のタロットと言われたタロット/called “Charles VI’s Tarots”on a misinterpretation

誤って「シャルル6世もしくは、チャールズVI世のタロット」と呼ばれていた時期があります。
チャールズVIの1392年の出納帳に、芸術家ジャックミン・グランゴヌール対する金彩色のカラフルで美しいカードについて支払いがあったことが明記されていますが、そのタロットが現存しているものの中にあるのかどうか、今となっては定義することは難しいとされています。
発祥は、1475年から1500年の北イタリア、絵柄のスタイルから、フェラーラおよびボローニャ地のものであろうことが提唱されています。

イタリアのLo Scarabeo社は、これら17枚の札がフェラーラ公爵ボルゾ・デ・エステのために作られたものである可能性を指摘しつつ、残りの51枚を補う形で「ゴールデン・タロット・オヴ・ルネッサンス」という中世期のタロットの復刻版として、78枚のタロットデッキを量産しています。

かつてシャルル6世のタロットと言われたタロット/called “Charles VI’s Tarots”on a misinterpretation” に対して1件のコメントがあります。

  1. nixay gnetna より:

    VALET D’EPEEはロスカラベオ版は絵柄が違うのですね。オリジナルの方が私は好きです。

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