ケルトのタロット/CELTIC TAROT

ケルト神話ファン必見!神話に登場するおなじみの神々たちの物語。フォモリ、ダナンのトゥアハ、ウレイド、フィアンカ・・・いくつかある伝説に登場する英雄の主な血統の名称です。

ケルト民族と言えば、はげしく勇敢で、恐れを知らない、狂信的とも言えるような戦闘ぶりがガリア戦記には記されています。古代ローマの総督カエサルは、霊魂不滅の思想をもつ彼らに非常に注目したとのこと。

大小問わず流血シーン多々。力強く、たくましく、戦乱の様子多々。Ⅲ女帝にさえも剣の象徴が描き添えられているのは驚愕。Ⅳ皇帝は、ダグダの巨釜(おおがま)で知られる男性神と粥のエピソードがかいまみられるもの。筑摩書房「世界の神々100」(沖田 瑞穂)によれば、この釜がアーサー王伝説の聖なる盃(さかずき)の由来であるとのこと。

フィアナのオスカーは、シー(妖精)の女性が、血に染まった川で洗濯をしているのに出会います。彼女は、オスカーの栄光と死を予言しますが、オスカーは笑って信じません。しかし、後にこの予言は的中するのです。成功、方向、運命、明瞭、知識、予言。(日本語解説書より)

配列はマルセイユ系でⅧ正義、ⅩⅠ力ですが、小アルカナはPentacleというウェイト系。

もうすでにウェイト・タロットをベースにしたある程度学びある方向け。

  • カードメイカー/出版社:LoScarabeo社
  • 制作年代:1970年
  • 外箱サイズ:12×6.6×3 cm
  • ケルトのタロット専用日本語解説書付(A5サイズ24ページ)
  • 作者/Giacinto Gaudenzi and Saverio Tenuta、
  • 78枚、66x120mm、マルセイユ系


2,980