ローマではリブロとも呼ばれたバッカス、宴や享楽を司る酒神。ギリシアのディオニュソス
ギリシアではデュオニソスと呼ばれ、ゼウスがヘラの目を盗んで、テーバイの王女セメレーとの間に作った子供として語られています。
ヘラの敵意の対象となり、一時は気を狂わされて各地を放浪することにさえもなります。その後デュオニソスは、女神レアーによって癒やされ、その際に秘教の祭礼の仕方を授けられます。また、ブドウの栽培と酒造りの手法を身につけたことから次第に力を持ち、ついには、ギリシア全土に彼を奉る神殿が建てられるようになるのでした。
ルイジ・スカピーニ作。
商品情報
・メイカー/出版社:LoScarabeo
・制作年代:1980年代
・画家:Luigi Scapini
・サイズ:15× 8.5×3.8cm